Akira Emoto Company Tokyo Kandenchi Since 1976 ~ Now

戯曲教室

開講にあたって / 講師 加藤一浩


普通に生活をしていると、戯曲というものに触れる機会は、なかなか無いと思います。
戯曲は、舞台上演のためにありますが、上演されるときには、すでに消えています。
紙に書かれた言葉たちは、多くの人たちが関わるひとつの活動へと、進化しているのです。

では、戯曲って、どんなものでしょう。

戯曲を考えるうえで、演劇の出立点の大きなひとつであるからして、
演劇について考えることになるのはもちろん、
世界のこと、生活のことなど、書く過程で、実にいろんなことを考えることになります。

その「動き」がすでに芸術であり、そういう芸術は、衣食住と同じように、生活に必要なものだと思っています。

戯曲を書くという作業は、多くの人が関わる以前の、孤独な作業です。
言いかえれば、自分の身ひとつで、自分のペースで、いつでもできます。特殊な道具もいりません。

戯曲を、書いてみませんか。

目的は
…何となく興味があった…
…単なる好奇心で…
…暇だから…
…生活の気分転換に…
…劇作家になりたい…
…何か習いごとをしたい…
など、何でもかまいません。

戯曲の読み書きについて、少人数制で、基本的にはマンツーマンで、個々の要望や能力にあわせて進めていきます。



授業について


劇団東京乾電池の座付作家・加藤一浩による戯曲教室です。
個々の要望や能力にあわせて、少人数制で、基本的にはマンツーマンで進めていきます。

・戯曲ってどんなものなのか
・戯曲を選んで、読み解いていく
・戯曲を書くまえにどんなことが必要なのか
・「設定」「セリフ」をつくってみる
・書いたものを客観的に読んでみる
・等々…

■料金…1回(90分)3000円
■日…毎週 土曜日
■時…①9:30~11:00、②11:30~13:00
(①か②よりお選びください)
■場所…アトリエ乾電池(地図)

※月に2回以上からの予約となります。
※回数に上限はありません。(上記2つの時間帯を両方とも受講することも可能です)
※期間はいまのところ自由です。
※新規受講生は随時募集しております。
※予約日時は希望者数により、希望に添えない場合がございます。

講師について


加藤一浩


愛知県生まれ。早稲田大学を中退後、劇団東京乾電池に入団。入団後は座付作家・演出家として作品を発表するほか下北沢アクターズ・ラボの専任講師を担当。近年では、城西国際大学メディア芸術学部の講師も務めている。

<加藤一浩 主な作品>

1998年『冬の日本人「ラブ・フィットネス」』
1999年『理解の鬼』『現代版・南国股迷ひ砂問答他力』
2000年『朝食とベッド』 『海辺のバカ』
2006年『TVロード』 『白鷺の舞い降りる森で』(後に『コーヒー入門』に改題)
2007年『恐怖・ハト男』
2008年『黙読』*せりふの時代 2008年秋号掲載 *2009年岸田國士戯曲賞最終候補作品
『愛とその他』
2009年『イリーニャの兄弟』 『門番の秋』
2011年『雷鳴』*[せりふの時代 2009年夏号掲載]
2012年『4人あるいは10人の男たちによる断続的な何か』『庭からの光』

1998年
『冬の日本人「ラブ・フィットネス」』
1999年
『理解の鬼』
『現代版・南国股迷ひ砂問答他力』
2000年
『朝食とベッド』
『海辺のバカ』
2006年
『TVロード』
『白鷺の舞い降りる森で』
(後に『コーヒー入門』に改題)
2007年
『恐怖・ハト男』
2008年
『黙読』
*せりふの時代 2008年秋号掲載
*2009年岸田國士戯曲賞最終候補作品
『愛とその他』
2009年
『イリーニャの兄弟』
『門番の秋』
2011年
『雷鳴』
*せりふの時代 2009年夏号掲載
2012年
『4人あるいは10人の男たちによる断続的な何か』
『庭からの光』

ご予約・お問合せ先


pc_silent_yaritori-kato@yahoo.co.jp

※ご予約、お問合せ共にメールにて承ります。
※初めてご予約される場合は、メールに簡単な自己紹介を添えてください。
※返信がない場合は届いてない可能性があるので再送お願いします。